アルコール依存症といってもなかなか身近に感じない方もいれば、今現在お悩みの方も多くいます。
なぜならあまり知られていませんが、一般的には飲酒する人のうち約10%もの人がアルコール依存症になるといわれているのです。
アルコール依存症となる飲酒量は人によって大きく異なりますが、実際1日に2杯程度の少ないアルコール摂取量であってもアルコール依存症になってしまう人がいます。
ですから、飲酒する人やその家族にとっては決して無縁の話ではないのです。
アルコール依存症の原因は人それぞれ異なるため、何か1つの原因に特定することはできません。
飲酒をしている現在の生活環境からこれまで育ってきた環境によっても様々な原因が考えられるのです。
では、数ある1つの原因に遺伝は成り得るのでしょうか。
もっとも体質的ものが原因でアルコール依存症になったとすれば、必然的に遺伝が原因とも考えられるからです。
実際、アルコール依存症と遺伝には密接な関係があるとする研究があります。
たとえば、血縁者のなかにアルコール依存症の人、もしくはアルコール依存症だった人がいる人がアルコール依存症になる率は高くなるといわれています。
もちろん遺伝以外に、アルコール依存症者がいる環境で育った場合など置かれている閑居が大きく関係します。
だからこそ、アルコール依存症を治すには家族による関係の修復や環境の改善などの努力が必要なのです。
遺伝が原因かもしれないと考える場合には、一度過去に置かれていた環境や育ってきた環境、今現在の環境などを振り返ってみてください。
意外なところに原因を見つけられるかもしれません。
