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強迫神経症克服する為の森田療法の実践方法

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外来治療の基本は日記指導による治療が中心となります。
また強迫神経症 克服のために自助グループでもある生活の発見会などの手段活動を活用する場合もあります。

日記指導のポイントとしては毎日の行動の事実を中心に記載し、そのときの感情、気分にとらわれないよう注意します。
毎日の行動を日記につけ、次回の受診時に治療者に見せます。
最近の日記指導には伝統的な森田療法とは異なるやり方も実践されており、例えば強迫神経症の治療を始めるにあたり、「どんなことであってもそれが症状であっても、怒りでも不満でも感じたままに書くこと」を推奨しています。

それはその人が感じる様々な感情を中心に考えたことや行ったことを1日の終わりに振り返り、見つめなおした上でまた主体的に書くことを重視しているためです。

伝統的な入院療法では欲求があっても寝たきり状態で過ごす期間第1期を過ぎ、軽い作業期間の第2期から日記療法を始めます。
その日の夕方に日記を書き、翌日朝に治療者に提出、治療者は毎日その日記について森田療法の立場からコメントを加え、アドバイスを行います。

生きるという欲望は森田療法の基本的な考え方の1つです。人間が絶えず向上し、発達しようとする欲望のことを指しています。
人間には生まれつき、より良く生きたい、人に認められたい、偉くなりたい、健康でいたいなどプラスの精神エネルギーを持っているものです。
しかしその裏には実は死にたくない、病気になりたくない、人に認められなかったらどうしようなどの負のエネルギーも存在しているのです。
健康でありたいと願うからこそ病気になったらどうしようと恐れるわけで、欲望が強いからこそその不安や恐怖も大きくなるのです。

人間の心は生きる欲望と死ぬことへの恐怖(不安や恐怖心)が表裏一体で植えつけられているのです。
森田療法はそれならば、生きることも死ぬことへの恐怖も人間の事実としてあるがままに受け入れる、享受することが自然なあり方であり、生き方であると捉えています。

元々人間が持っているマイナスのエネルギーを力づくで排除しようとせず、目的や行動を通して負のエネルギーを持ちつつも生きる欲望を発揮させようとするのが森田療法の治療法なのです。

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