野球のピッチャーが早い球を投げようとするとき、様々な要因が関係してくるのですが、その中でも最も重要なのは投球フォームです。
投球フォームとは、読んで字のごとく球の投げ方の事ですが、野球には「アンダースロー」「オーバースロー」「スリークォーター」「サイドスロー」という4つの代表的な型があります。
4つのフォームは、投球時腕がどの位置にあるかによって区別されています。
例えば、「アンダースロー」は肩より下の位置から投球するので、球が重力に逆行する動きをする事となり、球の速さが出にくいとされています。
逆に、「オーバースロー」という投げ方の場合、肩の上の位置から下に向かって投げる、つまり重力の法則にかなった投球法なので、球が加速する事が可能なのです。
「スリークォーター」も、球の速さを加速させられる投球方法だとされています。
しかし、一般的に球が加速すると言われている投球方法でも、自分に合っていないのにやみくもにやっても効果が有りません。
スリークォーターやオーバースローを無理やりやろうとするのではなく、自分が投げやすいフォームはどれなのか探ってみましょう。
また、肩ばかりに頼っていては限界が有ります。
投球スピードの鍵になるのは、「スピンパワー」。
軸足の膝を内側に傾けつつ逆の足に体重移動して、そのあと軸足にぐっと力をこめ、地面を蹴るのですが、このとき下半身はねじれています。
そこからちょっと遅れて上半身をねじる時、上半身と下半身でおきる「スピンパワー」が、球を加速させるのです。
下半身がねじれるタイミングと上半身がねじれるタイミングの時間差が長いほど、「スピンパワー」は強くなるそうです。
投球は肩や腕の動きだけではなく、このように体全体が関連した運動です。
速い球を投げたいと思ったら投球フォームに着目してみると良いでしょう。
